多職種でみていく離乳食

昨日は、毎月開催している『つるがや歯科クリニック』さん

での離乳食教室(実践編)でした。


歯科医師、言語聴覚士、管理栄養士がチームになって、

お子さんの食べ方やお母さんの悩みを解決するために

じっくりゆっくり個別に対応をしていきます😊


今回は全員1歳過ぎのお子さん達。


「手づかみ食べをさせようとすると丸呑みして窒息が不安」

「舌を出しながら食べている」

「口に詰め込む癖がある」


など、離乳食でトロトロやツブツブの形状を経て、

ようやく大人に近い形状にステップアップしても

意外と上手くいかないことが多い時期。


教科書通りに進めても、改善できず

悩むママやパパもたくさんいらっしゃいます。


ですが、多職種でみていくことで

その解決の糸口が見つかります。

そして『進め方は個々によって違う』ということが

あらためて分かります。



写真のように


◆手づかみ食べ用のおやきやゆで野菜がありますが、

かじり取らず詰め込んで食べようとするお子さんは

【大人が持って一口大が分かるようにサポートする】


◆スプーンの与え方が口腔機能の発達にとても大切


◆コップ飲みの練習も、飲ませ方や角度が大事。

ストローのみをする際も“先端を加えさせる”ことがポイント


◆食事椅子の踏み台も足裏がつくように調整する



小さなことですが

毎日の積み重ねや習慣が、

その後の食べ方や癖、口腔機能に

大きくかかわってきます。


それに気づき、どんな食事が適切なのか

個々にアドバイスできることが

専門職にとってのやりがいだなと感じます😊



昨日は、ずっと悩まれていたお母さんに、

あやこ先生とまりこ先生と一緒に模索しながら

最後に解決策を実践でお伝え出来たことが、

ものすごく嬉しかったです。


そして、笑顔で帰っていく

お母さん達の姿が印象的でした。


長いようで短い離乳期を

親子で楽しんでほしいと思います😊

はれいろごはん

心身ともに健康な人が溢れる地域づくりを目指し、 多世代への食育活動をしているフリーランスの管理栄養士。 『10年後の健康寿命が延びているために』 新しいことにチャレンジしていきます!

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