育児の正解②
前回ブログに書いた『育児の正解』。
読んだママさん達から、
全く同じです!すごく迷ってしまって・・・
私も情報に振り回されて辛いです・・・
など反響が大きく、
メッセージもいただきました。
今回はもう一度、
離乳食について整理していきます。
(以下、長文です)
*********************************
まず最初に、私は〔母乳推進派〕でも
〔ミルク推進派〕でもありません。
大切なのは「赤ちゃんの健やかな成長」
のための栄養が足りているかどうかです。
母乳・ミルクそれぞれ、
メリット・デメリットはあります。
世界の【補完食】は母乳推しです。
母乳にはミルクでは再現できない
免疫物質などの成分が含まれているし、
自然なものとして推奨しています。
でも、最近の日本の【離乳食】の
栄養指導時はミルク推し傾向があります。
なぜなら、ミルクには母乳で不足しがちな
鉄分やビタミンD等がバランスよく
含まれているからです。
どっちが正解?
何を信じたらいいの?
専門家は良い情報を伝えたいと思って
お母さん達にアドバイスをします。
決して悲しませようとか、悩ませようとか
そんな事一つも思っていないはずです。
お母さんもお子さんも
みんな違って当たり前のように、
色んな考え方や色んな人がいる。
だから、お母さんは
情報の一つとしてアドバイスをもらい、
最終的に納得した道を「自分で」
選んでほしいと私は思います。
もちろん、私の発信することも
選択肢の一つとして受けてもらえればと思います。
************************************
最近は、赤ちゃんの鉄不足が指摘されており
離乳食指導の元となっている
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」も
<鉄やビタミンDの供給源となる食品を
積極的に摂取・意識的に取り入れる>
という内容が書かれています。
同じように補完食でも、
<生後6ヶ月から母乳に加えて
鉄分を意識して補っていく>
とあります。
子どもの成長は著しく、
そこにきちんと不足することなく
栄養を補給していくことは、
心身共に健やかな成長へと繋がります。
ミルク育児の方も、完全母乳育の方も、
情報や知識を得たうえで
じゃあどう子どもの食と向き合えばいいか
ぜひ考えてみてください😊
元気に動き回っていても、
お粥と野菜だけしか食べていなければ
鉄不足のリスクが高まりますし、
体重増加が緩やかでも元気があり、
鉄分豊富なたんぱく質を含む食事を
しっかりとっていれば、
母乳からミルクに切り替える
必要はあるのでしょうか?
母乳育児をしながら、
粉ミルクを使った離乳食を作ったり
お母さん自身も鉄分を意識して食事をしたり
お母さんとお子さんの数だけ
離乳食の方法はあるはずです。
お子さんの健やかな成長と
お母さんの想いを踏まえながら、
個々に合ったやり方を「一緒に見つけていく」。
そんな専門家になれたらいいなと
自戒を込めて思うのです。
*
長文になりましたが、
子育ては人生においてわずかな期間。
振り返った時に、
毎日の食卓が
苦しく辛い記憶ではなく、
愛しくて騒がしくて楽しい時間だったと、
クスっと笑えたらとても素敵なことです。
こんな大きなことを書いている私も、
「自分に余裕がなくて叱ってしまった~」
と夜な夜な反省したり、
「なんで食べてくれないのよ!キィ~!!」
ってお猿さんのようになったりする日常です。笑
みなさんと試行錯誤しながら
我が子の成長を
一緒に見守っていけたら嬉しいです😊
ミルクには
お
0コメント