いきいきと生きる

蝉の声が聞こえてきました。

まるで「夏が来たよ!」

と教えてくれているかのように

精一杯の声を空に向けています。



7月に入り、市の事業の委託を受けて

「介護・低栄養予防講座」として

高齢者の方が低栄養にならないための

食事講座を、市内の公民館などを回り

講師として行っています。


近年、特に言われ始めた言葉

〔サルコペニア〕と〔フレイル〕。

サルコペニアとは筋肉量の減少を意味し、

フレイルは要介護になる一歩手前のこと。


「野菜は体にいいと聞いたから」

「肉は太りやすいから」

「食事を用意するのが大変だから」

と、高齢の方の中にはご飯と野菜など

簡単に食事をすませてしまうことが多く、

気づかないうちに「低栄養」となり

寿命に大きく関わることがあります。


講座の中で

「お肉や魚もしっかり食べましょう」

と伝えると驚かれたり、

「野菜が一番いいと聞いてきたのに…」

と戸惑う方も少なくありません。

各年代で、大切なこと・伝えるべきことを

ちゃんと伝えられる専門家でありたいと

あらためて感じます。


食事だけではなく

いきいきと楽しい毎日を送れるように

色々な角度からのアドバイスも

させていただきますが、

その中でも自身のセミナーの軸となっている

腸と脳と心の関係や、

体内時計から見る「時間栄養学」に触れると

みなさん興味深く質問してくださり、

これからの生活に役立てたい!と

ありがたいお言葉などもいただきます。


来月末には、一般公開セミナー

「いつ、何を食べるのか?

〜体内時計が作る健康な身体と心〜」

をプリン長岡で行う予定です。


小さいお子さんから高齢者の方まで

『いきいき生きる』ためのヒントを

わかりやすくお伝えできたらと思っています。

ぜひご参加をお待ちしています!

はれいろごはん

心身ともに健康な人が溢れる地域づくりを目指し、 多世代への食育活動をしているフリーランスの管理栄養士。 『10年後の健康寿命が延びているために』 新しいことにチャレンジしていきます!

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