BLWの考え方

「BLWという固形のまま

離乳食進める方法についてはどう思いますか?」


という質問がありました。


「BLW」とは「Baby led weaning」の略で
Baby(あかちゃん)Led(主導の)Weaning(離乳)

という意味です。


BLWは「赤ちゃんが主導の食事」として、

赤ちゃんが食材を自ら選び、

手づかみ主体で自由に食べさせる

海外発祥の考え方です。


赤ちゃん主導なので、

たくさん食べても、少食でもOK!


柔らかい固形物を与えるのが基本のため、

赤ちゃんに選ばせるという点では

面倒な離乳食作りをしたり、

食べなかったと一喜一憂しなくてよいので、

ママやパパにとって

気持ちの負担が少ないかと思います。


ただ、私個人の意見として

あまり赤ちゃん主体にしすぎると

栄養素(特にエネルギーや鉄分など)の

偏りがおきないか?


他にも

アレルギーの心配はないのか?

(一度にたくさん食べてしまう可能性もあるため)、

窒息の危険がないか?

(食欲旺盛な赤ちゃんなど口に入れすぎないか)

作る側に基礎知識があっての

「赤ちゃん主導」とするべきなのではないか?


などなど、色んな疑問もわいてきます。


ただ、現代の離乳食作りが細かく感じられ、

お母さんの負担やストレスに

なっているようだったら、


「そんなに難しく考えなくても、

赤ちゃん自身も食べる力を持って

生まれてきているから、家族と一緒に

あるものを柔らかくして食べさせる。

これでいいんですよ」

と伝えたいです。


その点では、BLWの考え方も

知識として頭に入れててもよいかもしれません。


長くなりましたが、

私のスタンスは

『ママやパパが無理なく、

家族で食卓を囲める【離乳食】』

を提案していきたいと思っています😊


はれいろごはん

心身ともに健康な人が溢れる地域づくりを目指し、 多世代への食育活動をしているフリーランスの管理栄養士。 『10年後の健康寿命が延びているために』 新しいことにチャレンジしていきます!

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