離乳食の進め方

新潟ももう少しで梅雨入りとなりそうですね。


先日、保育園でりんごを喉に詰まらせる

悲しいニュースがありました。

詳しいことは発表されていないため

それに対して意見を述べることはできませんが、

赤ちゃんの口腔機能や発達に関して、

日々の離乳食講座で伝えていることを

あらためて書きたいと思います。



赤ちゃんの発達には個人差があり、

月齢で離乳食をステップアップするのではなく

一つ一つ段階を踏んで

『食べる』ことを獲得していくことが大切です。


まず、離乳食が始まる前。

手やおもちゃをたくさんなめさせて、

母乳やミルク以外のものを口にする

準備を始めていくことはとても大切です。


そして、体の準備ができたら離乳食の開始。

舌の動きに合わせて柔らかさや形状を

ステップアップさせていきます。

上顎でつぶせる固さ、奥の歯茎でつぶせる固さ、

それぞれの段階で変わります。


もちろんスプーンで与えられてばかりではなく

『自ら食べる』経験も積むことで、

どれくらいの量で飲み込めるのか

ベエ~ッと出した方がいいのか

赤ちゃん自身が学んでいきます。

手づかみ食べもその一つですね。


お母さんも赤ちゃんも

『食』と向き合い、楽しめるように

今まで以上に情報発信していこうと

あらためて感じています。


6月の教室や講座でも

ぜひ個々にじっくりお話をお聞かせくださいね!



はれいろごはん

心身ともに健康な人が溢れる地域づくりを目指し、 多世代への食育活動をしているフリーランスの管理栄養士。 『10年後の健康寿命が延びているために』 新しいことにチャレンジしていきます!

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