子どもの好き嫌い〔補足〕

先日、講師として呼んでいただいた保育園では

あらかじめお母さんたちから、

食事で聞きたいことをリストに

まとめてくださっていました。


講座中に、そのほとんどは

答えられたかと思うのですが

「好き嫌いの悩み」について

補足したいと思います。


子どもの好き嫌い克服法では、

1歳代は本能、2歳代は気分、

3歳以降は理由がある

というお話をスライドで詳しく説明しましたが


好き嫌いの理由の一つに

【食べづらさ】があります。


(1) とろみがついていた方がよい

離乳食も幼児食も共通しますが、

パサパサしていると飲み込みづらく

喉につかかりそうになって、

苦手意識をもつことがあります。

そんな時は「水溶き片栗粉」や

芋などを利用しとろみづけをすると、

野菜や肉を美味しく食べてくれることもあります。


(2)意外と食べづらい「みじん切り」

幼児食になると、みじん切りの野菜は

口の中でつぶつぶして嫌がるお子さんも多く

断面が多い分、野菜特有の匂いや味も

引き出されやすくなります。

そんな時は、少し大きめに切って

ゆっくり過熱をすること。

離乳食教室でも、野菜を大きめにカットし

茹でてお母さんに試食をしてもらうと

「甘くておいしい!!」と言っていただけます。


もし、当てはまりそうなことがあれば

ぜひトライしてみてくださいね!!

はれいろごはん

心身ともに健康な人が溢れる地域づくりを目指し、 多世代への食育活動をしているフリーランスの管理栄養士。 『10年後の健康寿命が延びているために』 新しいことにチャレンジしていきます!

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