腸内環境と油
一昨日、新潟県と健康ビジネス協議会主催の【うおぬま会議2018】に参加してきました。
基調講演、各セミナーなどとても内容の濃いものが多く、久々に濃厚な時間を過ごすことができました。
中でも、国立開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所プロジャクトリーダーの國澤純先生のご講演は、【腸内環境】の最前線の研究とゲノム情報での解析のお話で、久々に胸が躍る学びの時間となりました。
「腸内環境と油脂」
近年、油の種類や摂取方法などメディアでも話題となり「何の油を使えばいいの?」など、私のセミナーでも質問されます。
だけど、答えは「腸」にある!!
私のセミナーでもお伝えしていますが、人それぞれお腹の中の腸内細菌は違うため、同じものを食べても効果があったりなかったり、かなり個人差があります。
今回はさらに、國澤先生の「腸内環境と油脂」の研究解析から、詳しい証拠が明らかに。
書き出したらきりがないし、専門用語で難しすぎると思うので、わかりやすくいえば・・・・
◆この油がいい!と思っても、持っている腸内細菌の違いで合うタイプと合わないタイプに分れる。効果が変わることも。
◆肉ばかり、野菜ばかりと偏った食事をしていると、腸内細菌もそれに合ったものが増えてくる。それによって、ホルモンの生成やアレルギー発症、肥満、病気の起こりやすさも変わってくる。
全国各地域のたくさんんの方の食事と、便の腸内細菌、血液、身体活動など様々なデータをもとに明らかになる腸内環境と健康。
肉ばかり食べてたらどうなっていくのか、野菜ばかり食べているとどうなのか、腸内環境の変化で健康が大きく左右されます。
私がいつもお伝えしている「栄養素はチームプレイ」「色んな食材をバランスよく食べる」意味がより深掘りされ、食と健康の奥深さを新ためて感じました。
そして、フリーランスを目指すきっかけになった「個々の体に合ったオーダーメイドの食事提案がしたい」という夢が、少しずつ可能になる時代がくるのだと思うと胸のドキドキが止まりません。
お米と野菜とお肉と、何より魚をしっかりとりましょう!!
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